『m9』能町みね子さんの記事

『m9』Vol.3(晋遊社)が発売されたので買いました。以前、ここでも触れたように、能町さんが椿姫さんについて書かれている*1ということだったので。
大雑把にまとめると、椿姫彩菜という存在は一般女性の美容に対する動機付けの最適な触媒として、女性誌のモデルとしては斬新だけれど、テレビ(のバラエティ番組)向けのタレントではない、という内容でした。この批判は、わたしが『一期一会』を見たときに覚えた感覚(感動)と最近のバラエティでの露出を見るたびに覚える感覚(不安)との温度差をうまく説明しているように思われました。
能町さんは、(椿姫さんが)自伝本の宣伝のために一時的に(バラエティ番組に)出てるんだとしたら納得、と書かれていますがどうなんでしょう。出版イベントも続いているし、そういう意図もあるのかな?
「かしこそうな女性タレントには今『ロハス』の道があるのでそっちに行きそうな気もする」とも書かれています。「ロハスの道」というのが具体的にどういうジャンルなのかよくわかりませんが、「太りにくいお菓子」や「安眠ソング」のプロデュースはそれに入るのかも。
最近は売り出し中で、大学も夏休みということもあって、毎週のようにテレビでお見かけしますが、数年後の椿姫さんがどういった活躍をされているかは、ファンとして気にかかるところです。





*1:「女装ノススメ」(142-3)